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家の性能が暮らしを彩る
J-BASE の家づくりを支える3大性能は、
省エネ性・耐震性・耐久性です。
住まいの性能は、単なる建築要素ではなく、
日々の暮らしと深くつながる大切なもの。
すべての性能を高めることで、
人生の満足度も大きく変わります。
長い時間をかけて築いた住まいが、
ずっと快適で、安心して暮らせる
住まいであるために。
J-BASE では、暮らしの質を高める
高性能な家づくりに取り組んでいます。
J-BASEの性能 02耐久性
見えないところにも、安心を。
床下から守る、本当の快適性。
1. J-BASEの「床断熱+基礎パッキン」へのこだわり

家の耐久性は、床下で決まる。
住まいの耐久性を支える重要な要素。それが「床下環境」です。
J-BASEでは、床断熱工法+基礎パッキンによる床下換気を標準採用。
見えない部分だからこそ、確かな施工と設計にこだわっています。

床断熱+高気密は、実は難しい。
床断熱工法では、配管周り、点検口まわり、基礎と土台、床下地材の接合部等の細かい部分からの空気漏れ (隙間)が起きやすく、高気密施工には高度な技術が必要です。J-BASEでは、全棟で中間気密測定を実施して、細部まで施工精度をチェックし、床断熱でありながらC値0.49未満を達成しています。
※床下地の気密施工は、現場状況により気密テープまたは気密シートでの施工となります。
J-BASE高気密床断熱+基礎パッキン工法と
他社基礎断熱工法の比較

基礎断熱住宅では床下密閉するので、万が一湿気・カビが発生すると・・・
床下空間を通して室内空気に影響(換気設計が甘いと、カビ臭・空気質低下のリスク) 「見えない床下」が密閉されることが基礎断熱のリスクです。
これらの理由により、基礎断熱工法では、万が一の蟻害被害が大きなダメージにつながるリスクがあります。

基礎断熱に潜む、見えないリスク
近年、基礎断熱住宅におけるシロアリ被害の増加が問題となっています。国土交通省の調査によると、基礎断熱住宅の約16%で蟻害の兆候が確認されており、通常の床断熱住宅と比較して、約2倍近い蟻害リスクがあると報告されています。
(参考:国土交通省「平成27年度 木造住宅の耐久性向上に関する調査研究報告書」)
なぜ基礎断熱は蟻害リスクが高いのか?
・床下空間を密閉するため、湿気や熱がこもりやすい
・断熱材(特に外周部)がシロアリの侵入経路になりやすい
・蟻害が発見しづらく、対策が遅れやすい
これらの理由により、基礎断熱工法では、万が一の蟻害被害が大きなダメージにつながるリスクがあります。
J-BASEが「床断熱+基礎パッキン」に
こだわる理由。
日本の高湿度気候に適した全周自然換気の設計でシロアリ・腐朽菌リスクを最小限に抑え、長期的な耐久性を実現しています。
中間時気密測定を実施し、床断熱・床下全周換気と、高断熱・高気密を両立。
見えない場所にも、真心と技術を。
J-BASEの床下設計は、目に見える性能だけでなく、目に見えない安心を届けるために磨き続けています。
2. J-BASEの「ホウ酸防蟻処理」について
J-BASEでは、床下全周自然換気(基礎パッキン)による湿気・害虫リスクの低減に加え、ホウ酸処理による長期的な防蟻・防腐対策を組み合わせ、建物の構造を確実に守る高い耐久性のある家づくりを行っています。

日本のような高温多湿の気候では、シロアリ対策は家づくりに欠かせない重要な要素です。J-BASEでは、床下の通気性確保(基礎パッキンエ法)に加え、さらにホウ酸による木部防蟻処理を標準採用しています。

ホウ酸とは?
近ホウ酸は天然鉱物(ホウ素)由来の物質で、人体やペットへの毒性が極めて低く揮発せず空気質に影響を与えずシロアリだけでなく、腐朽菌にも効果を持つ安全な防蟻防腐材です。
J-BASE ホウ酸処理法と
他社有機溶剤処理法の比較

ホウ酸が効く仕組み
「即死」ではなく、「巣全体に広がる自然な防蟻効果」がホウ酸の特長です。

3.支える力が、家の未来をつくる。
J-BASEのべた基礎工法。

「べた基礎」とは?
べた基礎とは、建物の床下全体に鉄筋コンクリートを打設して、建物の荷重を面で支える構造です。従来の「布基礎(柱や壁の下だけに基礎をつくる工法)」に比べ、地盤にかかる荷重を広く分散できるため、耐震性・耐久性が大幅に向上します。

べた基礎がもたらす3つのメリット
1.耐震性の向上
べた基礎は、建物の重さを面で受け止めるため、地震の揺れによる不同沈下(建物の傾き)を防ぎやすい構造です。地盤にかかる力が分散され、建物への負担を最小限に抑えます。

2.湿気・シロアリ対策
床下全面がコンクリートで覆われるため、地面からの湿気上昇を防ぎ、シロアリ被害のリスクも低減します。さらに、床下の環境が安定し、建物全体の耐久性も向上します。

3.長期的な耐久性
べた基礎は、布基礎に比べ、コンクリート・鉄筋量が多量に使用され、長期にわたって高い耐久性を維持できる基礎構造です。J-BASEでは、十分な厚みと構造計算、基礎配筋計画に基づいた、べた基礎を標準採用しています。
J-BASEの性能 03耐震性
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「木造軸組壁ハイブリッド工法」の採用
大規模地震の発生が懸念される日本で、安心して生活するためには高い耐震性が
不可欠です。
J-BASEでは、日本の在来工法と2×4工法の長所を組み合わせた「木造軸組壁ハイブリッド工法®」を採用。
伝統的な木造構造による間取りの自由度と、最新の耐震性・耐風性を兼ね備えた構造体で、住まいの強度と安定性を高めます。 -
強固な構造 × バランス設計で
実現する安心して
暮らせる住まいJ-BASEでは、耐震等級最高ランクの「耐震等級3」に対応した、強固な構造と綿密な設計バランスで大地震に耐えうる住まいを提案しています。耐震性能は構造の強度だけではなく、建物全体のバランスが重要です。バランスが悪いと、地震の揺れが一部に集中し、建物への負担が増大します。そこで、建物のバランスを診断し、一棟ごとに最適な耐震設計を行っています。偏心率が小さいほど建物の揺れが均等に分散され、安定した耐震性能を発揮します。ただし自由設計のため、お客様のご希望によるプラン・仕上げ・建設地・設計荷重(積雪・風圧等)によっては、そのままでは耐震等級3とならない場合があります。その場合でも、最高等級を満たすための設計・仕様変更のご提案をいたしますので、詳しくはお打ち合わせ時にご相談ください。
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科学的根拠に基づいた構造計算
建物の耐震性や安全性を確保するために、科学的な根拠に基づいた構造計算を行います。
耐震性においては、建設地の地震の発生頻度や地盤の状態などのデータも収集し、大規模建築物と同じ手法を取り入れた構造計算を1 棟ごとに自社で行います。
また、木材技術センターの「木造建築物電算プログラム認定」に則った計算方法に
より、建築士が部材を1本ずつ、接合部を1カ所ごとに細かく解析し、客観的かつ科学的根拠に基づいたデータで1棟ごとに安全性を確認しています。 -
地盤調査に基づく適切な地盤改良の選定
建設地及びその周辺地域の河川や沼地といった特定の地理的特性の履歴や、土質、地耐力などを徹底的に調査します。
この綿密な調査により、地盤の本質的な特性と過去の履歴を理解し、必要に応じ
現地条件に最も適合する地盤改良を選定します。建設地の特性に最もマッチする
改良方法を提供することで、建物と地盤の耐震性を最大限に高めます。
J-BASE の職人の未来への
静かなる挑戦と育成
日本の職人文化が深刻な危機に直面する中、J-BASE では柔軟で包括的な取り組みを進めています。
学生などインターン生の受入れや、既卒の未経験者から新卒者まで幅広い年齢層の育成に積極的に取り組んでおります。
1980 年代に100 万人近くもいた大工の数が、現在では35 万人にまで激減しています。その背後にはスクラップ&ビルドの文化が影響しています。職人の技術が軽視される中、技術が失われ、大工を始め全ての職種の職人の数が急激に減少しています。
J-BASE では創業以来、社内での職人育成に重点を置き、現在では大工を中心に左官、タイル職まで幅広い職種の職人集団を形成しています。
この階層構造は職人の経験と技術の蓄積を促進し、新人が働きながらベテランの技を学ぶ環境を整えています。未経験者には基礎からしっかりとした指導を行い、将来の職人たちの成長をサポートするプログラムを実施しています。
これにより、職人の技術や美学に親しむことで、次代を担う者たちに豊かな伝統を引き継ぐ土台を築いています。
現実に直面する問題に真摯に取り組み、多様な世代・経験層を含む未来の職人の育成に挑戦しています。

DAIKU's voice
専属大工棟梁
佐藤 文章
(木造建築物組立て、足場組立て作業主任者)
J-BASEの住まいはオーダーメイドなので、一つとして同じ設計はありません。毎回異なる住まいを図面から形にしていくプロセスも楽しいですが、お客様に喜んでいただけることが大きなやりがいです。
大工長として心がけているのは、スタッフたちの成長とチームワーク。技術の向上はもちろん、みんなが心を一つにして仕事に向き合えるよう、コミュニケーションを大切にしています。
良い家を作ろうと思う気持ちが一番大事ですから。


専属大工棟梁
山口 銀次郎
(建築大工基幹技能者、1級建築大工技能士、木造建築物組立て、足場組立て作業主任者)
自由設計の住まいは、作り手としても細部にわたって創意工夫ができるおもしろさがあります。そのぶん高い技術が求められますが、J-BASEの強みは大工全員が社員のため、技術を磨きながら積み重ねた経験を家づくりに反映できること。
新たに左官スタッフも加わったことで、連携し合い、学び合うことによって、仕事の幅も広がっていきます。
一人ひとりの成長が良い家づくりにつなが るように、精進していきたいですね。
素材・品質について気になることは
何でもお気軽にご相談ください。
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